学びスタジオ®︎のブログ

子育てや教育について思ったことを書きます。

"言葉“で愛情表現


こんにちは、学びスタジオ®︎東大阪瓢箪山教室の奧川えつひろです。


ご訪問いただき、ありがとうございます。



愛情表現には、2つあります。


"スキンシップ"と"言葉"です。



今回は、"言葉"による愛情表現について書きます。



❤︎愛情習慣として、愛情を言葉にする



自己肯定感は、


自分ひとりでは身につけることはできません。


乳幼児期に無条件に愛されて受け入れられる体験を通して


育まれるものです。



そして子どもは、


"親が自分をどう見ているのか"


という判断基準から、


自分自身の価値を決めていく傾向があります。



親から自分のよい部分をほめられたり、


「大好きだよ」


「生まれてきてくれてありがとう」


「かわいいね」


「あなたはお母さんの宝物」……


自分の存在そのものを認められたりすることで、


子どもは親の無条件の愛情を実感するようになります。



それにより、


自己肯定感がぐんぐん高まっていきます。



❤︎子どもは誕生日が好き



子どもは、自分の誕生日が好きです。


なぜなら、


「おめでとう」と無条件にお祝してもらえるからです。



この無条件が大切です。



いつでも肯定的に子どもを受け入れ、


子どもを"変えよう"という意識を捨てて向き合えば、


子どもは安心して新しいことに挑戦し、


たとえ失敗しようが、


思いきって難題にも挑むようになります。



❤︎無条件が、自己肯定感を高める



「大好きだよ」


「大切に思っているよ」


「あなたがいてくれるだけで幸せ」など、


親から伝わる無条件の肯定的な言葉によって、子どもは自らの価値や存在意義を肯定できるようになります。


それが「自己肯定感が上がる」ことにつながっていきます。



❤︎子どもに愛情を伝える4つの方法



日常生活のいろんな場面で、愛情を言葉にしましょう。



❶子どもが落ち込んでいるときこそ深い愛情を伝える



子どもが落ち込んでいる様子を見るのはつらいものです。



そんなときは、


「どんなことがあっても、お母さんとお父さんはあなたの味方だよ」


「○○ちゃんは私たちの宝物だよ」と、


ありのままのわが子を肯定する言葉をかけてあげましょう。



"自分は自分のままでいいんだ!"と、


子どもの自信につながります。



❷"当たり前のこと"をあえて言葉にして伝える



「ただいま!」と帰宅した子どもに対して、


ただ「おかえり」とだけ言うのではなく、


「今日も無事に帰ってきてくれてよかった」とひとことつけ加えてみると、


子どもはより自分が大事にされていると実感できます。



「いつも元気でいてくれてありがとう」


「今日も○○ちゃんと一緒にいられて嬉しいな」なども、


心のなかで思っているだけではなく、


口に出して伝えることが大事です。



❸手紙やカードで愛情を伝える



口では言いにくいことを手紙やカードに書いて伝えるのも効果的です。



文字に書いて手渡すことで、


その言葉は子どもの人生を支える宝物になることもあります。



これから先の長い人生で、


壁にぶつかったとき、


親からもらった手紙を読み返して、


その壁を乗り越えられるかもしれません。



離れていてもわが子を元気づけ、


自信を与えることができるのは、


無条件の愛情を感じられる言葉だけなのです。



❹写真を見ながらだと伝える



子どもが何かを頑張っている姿や、


なにげない日常の写真を家に飾ったり、


その写真を眺めながら子どもをほめることです。



子ども自身が


"自分は愛されている"


"存在価値を認められている"


という肯定的な感情を抱きやすくなります。



写真を見ながら


「このときの○○君、頑張っていたね!」などと伝えると、


より自然に子どもをほめることができます。



❤︎言葉も、母親は “優しく” 、父親は “元気に”



子どもは、


母親の言葉を聞くと、


精神が安定して脈拍や呼吸数が少なくなり、


父親の言葉を聞くと、


"楽しさ"を期待して脈拍や呼吸数が増えます。



❤︎まとめ。"言葉"で愛情表現



「生まれてきてくれてありがとう」


無条件の言葉をかけたり、


あまり前の気持ちをあえて言葉で表わしたり、


時には、文章で思いを伝えたり、


子どもの写真を見ながら話したり、


"言葉"の愛情表現を習慣にすると、


親子の愛情をますます深まり、


子どもの自己肯定感を高まります。