学びスタジオ®︎のブログ

子育てや教育について思ったことを書きます。

誇りが、努力を育て、感謝に


こんにちは、四谷大塚NETフォーラム塾上本町教室塾長・学びスタジオ®︎代表の奧川えつひろです。


ご訪問いただき、ありがとうございます。


今回は、誇りについて書きます。


❤︎親の学歴とは関係ないと考える方がいい


学力は遺伝する


とも


学力は遺伝しない


とも


証明されていません。


だから、


学力を遺伝の影響を重視する考え方は、


”努力をする”と真逆で有害だと思います。


❤︎努力を大切にする


例え優秀な親の遺伝子を


受け継いだからといって、


やはり努力しなければ


才能をつぶしてしまうだけです。


遺伝子よりも努力が大事であり、


努力しだいで学力を伸ばすことができる、


と信じさせる言葉かけをしてあげましょう。


❤︎「自分はバカだ」


もし、子どもが「自分はバカだ」と思ったなら、


その時点で、


それ以上勉強する意欲を失います。


❤︎多少の嘘も方便、家系に誇りを持たせる


遺伝の関連性はわからないものの、


子どもに自信を持たせる方法の一つとして、


自分の家系に誇りを持たせることは大切です。


多少オーバー気味に


「うちの先祖にはこんなに偉い人がいた」
「うちは勉強ができる家系だよ」
「同じ血が流れているんだから、あなたも賢いはずだ」


❤︎家系に誇りを持つと、努力できる


子どもにとっても「自分はどこから来たか」は、


大きな関心ごとです。


だから、


家系に誇りを持てることは、


「わたしもあの人のようにりっぱになりたい」


と大きな目標を持つきっかけになります。


「ぼくももっとできるはずだ」


と失敗に折れず、向上心を持ち続ける支えになります。


つまり、努力を惜しまない強い行動がとれます。


❤︎努力をし続けると、感謝の気持ちに変わる


そして、


努力をし続けると、


家系に誇りを持ち努力できたことに対して、


感謝の気持ちを抱けるようになります。


感謝の気持ちが育てば、


周りのことを考える余裕ができるようになり、


人間性が幅が拡がっていきます。


❤︎まとめ。誇りが努力を育てる。


学力と遺伝の関連は証明されていません。


しかし、


家系に誇りを持つことは、


高い目標を持ち、


向上心を持ち続ける支えになります。


このように努力を続けていくと、


家系への誇りが


家系への感謝に変わり、


強さと優しさを持った人へと成長できます。


"君だけの診断レポート"で学びに弾みを

こんにちは、四谷大塚NETフォーラム塾上本町教室塾長・学びスタジオ®︎代表の奧川えつひろです。


ご訪問いただき、ありがとうございます。


今回、6月5日に行われる四谷大塚全国統一小学生テストの"君だけの診断レポート"について書きます。


❤︎ "君だけの診断レポート"


四谷大塚の全国統一小学生テストを受けると、


その結果を、


"君だけの診断レポート"として、


一人一人に返ってきます。


全国統一小学生テストをつける度に、


その結果が蓄積されます。


❤︎"学習のSPDサイクル"が学力を伸ばす


1年に2回、続けて受験すると、


"学習のSPDサイクル"が身につきます。


❶See(現状を見る)


"全国統一小学生テスト"を受験します。


❷Plan(計画を立てる)


自己採点し、


"君だけの診断レポート"の返却面談で、


客観的なアドバイスに聞き、


「何をすべきか」を具体化します。


❸Do(学習を継続する)


見直し勉強会で間違えた単元の確認し、


ジュニア予習シリーズや予習シリーズなどの教材で学習、


ホームワークで学習習慣を確立します。


そして、


次回の統一テストで最高点を目指します。


❤︎模試は何のために受験するのか?


学力を測るためだけではありません。


現状を正しく把握して、


"学力を伸ばすための計画"を明確にして、


"目標"を決め、


達成に向かって努力します。


だから、学力は伸びます。


❤︎模試は連続して受験することで学力が伸びる


模試は学力を伸ばす機会と考え、


繰り返し受験しながら課題を見つけることで


学力は伸びていきます。


❤︎四谷大塚の"君だけの診断レポート"(全国統一小学生テストの成績表)


❶自分の位置がわかる


一緒に頑張る同級生の中で、


全国で、都道府県で、男女別で、


自分の位置が確認できます。


自分と同じように頑張っている仲間がいることに励まされます。


❷課題がわかる


前回と比較し、復習すべき課題を知るこどができる


教科ごとに、難易度順に、


自分の正解・不正解が


ビジュアル化され、


詳しく分析されているで現状を正確に知ることができます。


どの部分の復習が必要で、


強化すべきかを明確に示してくれます。


❸学習面談で学習の方針


生徒一人一人に合わせて、"君だけの診断レポート"返却時に学習面談を実施します。


一緒に"君だけの診断レポート"を確認しながら、


先生の目から、


これからの学習の方針について丁寧に聞くことができます。


❤︎まとめ。"君だけの診断レポート"が学びに弾みを


"全国統一小学生テスト"は、


年長さんから小学6年生まで年に2回


受験する度に蓄積される


"君だけの診断レポート"をみて、


子どもと一緒に、子ども自身が、


"学習のSeePlanDoサイクル"を考えて、


学ぶ習慣がついてくれば、


子どもの学力は、


自ずとグングン伸びていきます。


そして、


自ら考えて行動できる人間に


成長していってくれるでしょう。


教え合うと成績が上がる

こんにちは、四谷大塚NETフォーラム塾上本町教室塾長・学びスタジオ®︎代表の奧川えつひろです。


ご訪問いただき、ありがとうございます。


今回は、教え合いについて書きます。


❤︎芥川龍之介の『蜘蛛の糸』の大泥棒


地獄にいる大泥棒が、


生前に一つ良いこと、蜘蛛を助けたという善行をしていたので、


仏様が、天国から蜘蛛の糸を彼のいる地獄に垂らしました。


彼は、その糸によじのぼり始めました。


ふと下を見ると、沢山の人がその糸をよじのぼっています。


彼は「これはオレの糸だ、降りろ」と叫びます。


すると突然、蜘蛛の糸はぷつりと切れてしまい、彼は地獄へと、まっさかさまに落ちていきました。


それを見ていた仏様は悲しそうな顔をしました。


❤︎受験が競争だと思うだけなら、『蜘蛛の糸』になるかもしれない


受験が、競争で、


1人でも多くのライバルを蹴落として勝ち抜く


というイメージが強かったら、


お互いに排除し合ったり、


勉強させないように努力したりする方向に向かいます。


結果的に、


まわりの人だけでなく


無駄な時間を使い、


自分自身の学力を下げることになってしまいます。


❤︎お互いに教え合う


逆に、


お互いに受験の情報を交換し合ったり、


勉強を教え合ったり、


ノートを貸し借りしている学校のほうが、


受験の合格率が高い傾向があります。


❤︎灘高の校風


灘高には、


同級生同士で協力して


一緒に学力を高めていこうという校風があります。


東大合格者数日本一を目指して、


助け合いをして、


一緒に合格しようという気持ちが


それぞれの生徒たちの中にあります。


❤︎受験の勝者は、人付き合いに優れている


だから、


受験の勝者は、


人情味に薄い、


人間性が欠落しているというのは間違っています。


むしろ受験勝者のほうが


人付き合いに優れた子が多い場合があります。


❤︎ストレスを軽減につながる


また、


受験というストレスに打ち勝つうえで、


支え合える友だちがたくさんいることは大きな強みとなります。


同じストレスを抱える者同士で、


共感し合いながら励ましていくことができるからです。


ストレスの軽減にもつながります。


❤︎支えあうことは、人間的にも大きく成長できる


支え合いながら勉強する経験を通じて、


子どもは人間的にも大きく成長することができます。


共同体感覚は、


この助け合いの精神に通じています。


みんなで助け合うことでよい社会になる、


他人に貢献したことは必ず自分に返ってくるということです。


これは「みんなで幸せになる」社会のあり方です。


❤︎親の言葉が、競争と協調を学ぶ


親は、


友だち同士、


ときに競い合い、


ともに助け合いながら一緒に合格できることが


よいことだと伝えましょう。


子どもは、


受験を通じて、


正々堂々と競争することと協調することの両立を


学んでいくことでしょう。


❤︎まとめ。教え合うと成績が上がる


受験は、


「競争だから、教えるのは損」


では、心の偏狭な人間になってしまいます。


「教え合って、みんなで合格するんだ」


と思えるようになれば、


大きな心で優しさが育ち、


(正々堂々)競争と協調を両立することができるようになります。