学びスタジオ®︎のブログ

子育てや教育について思ったことを書きます。

"愛されて育つ"という強さ

こんにちは、四谷大塚NETフォーラム塾上本町教室塾長・学びスタジオ®︎代表の奧川えつひろです。


ご訪問いただき、ありがとうございます。


今回は、強さについて書きます。


❤︎算数は得意なはずの子ども


子どもが得意でつまずいてしまったとき、


親自身に焦りが生じ、


ついつい叱責口調になってしまいます。


これでは、


自信を回復させるのは非常に難しいです。


❤︎子どもが勉強嫌いになるのは


子どもが勉強が嫌いになるのは、


勉強そのものが難しくて手も足も出ない。


というよりも、


自分自身に価値があると思えなくなっている


という心の問題だ大ききです。


❤︎自分に価値がないと思えば


子どもは、


自分には価値がないと思ってしまうと、


算数で少し壁にぶつかったとき、


頑張れば出来るとしても、


"算数に向き合わないという決心"を


してしまいやすいです。


❤︎子どもに"自分は価値がある"と思うこと


親として優先すべきは、


まず子ども自身に価値があると


思わせることです。


❤︎親から愛されていると実感すること


「自分は生きている価値がある人間だ」


という明確な自信の裏づけとなるのは、


親から愛されているという実感です。


❤︎子どもへの愛し方、言葉、表情、体で表現


心で思っているだけでは、


子どもに伝わりません。


子どものわかるように表現することです。


大切に思っていることを


しっかりと言葉や表情で表わしましょう。


また、ハグするなど、


体で表すことも大切です。


❤︎愛されて育った子ども


親に愛されている


大事に思われている


と実感している子どもは、


親を泣かせるようなことをしてはいけない、


親を喜ばせるようなことをしたい


という意識を持つようになります。


つまり、


自信を持って勉強に取り組むだけでなく、


世の中で生き抜いていこうと努力できるようになります。


❤︎まとめ。"愛されて育つ"という強さ


勉強が嫌いになる原因は、


難しくて手も足も出ないからというより、


自分に自信が持てないからです。


親から愛されて育つと、


子どもは自信を持ち、


勉強に自ら取り組み努力ができる強さを持つことができます。


赤ちゃんの体験がコミュニケーションの原点

こんにちは、四谷大塚NETフォーラム塾上本町教室塾長・学びスタジオ®︎代表の奧川えつひろです。


ご訪問いただき、ありがとうございます。


今回も、コミュニケーションについて書きます。


❤︎外交的な子どもと内向的な子ども


自分の意見をズバッと言える子どもと


恥ずかしくて言えない子ども


これは、その子の性格によるのでしょうか。


私は、赤ちゃんの時の体験が大きく作用すると思います。


❤︎赤ちゃんがコミュニケーションの出発点


赤ちゃんは、


泣けばおむつを替えてもらえる、


あやしてもらえる……


自分が発信すると何かしてもらえる、


という経験を繰り返すことで、


"声を出すことには意味がある”


と学んでいきます。


応答を繰り返すなかで、


コミュニケーションが楽しくなり、


ことばを覚える意欲にもつながっていきます。


❤︎赤ちゃんが声を出したとき、まねをして返す


赤ちゃんに「声を出すことには意味があるんだよ」と教えてあげます。


そのために、


赤ちゃんが声を出したときに、


その声をまねて返してあげましょう


こうしたやりとりから、


赤ちゃんは、


声を出すことがコミュニケーションになるのだ、


とだんだん理解していきます。


❤︎期待通りに反応してあげる


赤ちゃんは、


自分が「いないいないばあ」をすれば、


相手から反応を期待します。


だから、


赤ちゃんの期待通りに反応してあげることがとても大事です。


期待通りにいかないと、ムッとしてしまうこともあります。


❤︎子どもは繰り返しが好き


また、


子どもは、


同じことの繰り返しがものすごく好きです。


何度も「いないいないばあ」をしてくることもあるでしょう。


その繰り返しの中で、


頭の中の働きが確実なものになっていきます。


❤︎目を見て、ゆったりしたリズムで、できるだけ静かなところで話す


赤ちゃんの目を見て、


少し高い声で言ってみてください。


そうすると.


赤ちゃんはこちらをずっと見てくれます。


同じことばを、


同じ調子で繰り返してあげるのも、


赤ちゃんの安心感につながります。


❤︎「この人に伝えたら、聞きてくれる」体験


「おはよう。おはよう。いいお天気だねえ」……


そんなゆったりしたリズムが、


赤ちゃんにとって聞き心地もよく、


「ああ、わかり合えた」という時間になります。


赤ちゃんが「この人に何かを伝えたら、


待ってくれる、聞いてくれる」と感じるリズムになるように、意識してみてください。


❤︎「伝えたい」という気持ちを育てるために


そして、もう少し大きくなり、


子どもが夢中になって何かをしているとき、


そばにいるだけでも十分です。


子どもは、


親が寄り添ってくれることで、


「自分がしていることを認めてくれている、


興味を持ってくれている」と感じて、


うれしい気持ちになります。


子どもが振り返ったり、


手をつかんできたりすることがあれば、


そのタイミングでしっかり応えてあげます。


❤︎「伝えたい」という気持ちを大切に


子どもはいろいろなものに興味を示します。


そのそれぞれにおいて、


それを「伝えたい」という気持ちを大切にしてあげれば、


コミュニケーションがドンドン育ってきます。


❤︎まとめ。赤ちゃんの体験がコミュニケーションの原点


赤ちゃんが「アー」と言うと


何かしてもらえる


ということをたくさん体験すると


"声を出すことには意味がある”


と学んでいきます。


コミュニケーションをとりたい気持ちがすくすく育ていきます。


コミュニケーションを育てるスイッチ

こんにちは、四谷大塚NETフォーラム塾上本町教室塾長・学びスタジオ®︎代表の奧川えつひろです。


ご訪問いただき、ありがとうございます。


今回は、コミュニケーションについて書きます。


❤︎コミュニケーションが高い人


このコミュニケーション能力の高い人は、


世の中がどのように変化しようとも、


人間関係を円滑に保てます。


❤︎コミュニケーションを育てるには


子どもの「伝えたい」という気持ちを育てることです。


「伝えたい」という気持ちが、


コミュニケーションの始まりです。


コミュニケーションとは、


誰かと誰かとの間で何かを共有することです。


子どもは、


共有するという仕組みを、


少しずつ時間をかけてつくっていきます。


❤︎子どものコミュニケーションの発達段階


❶“子どもと大人との関係”が育つ


生後間もないころは、


子どもの発信に親が答えるという関係が育っていきます。


❷“子どもとものの関係”が育つ


おすわりやハイハイができるようになると、


周りにある“もの”にも関心が出てきます。


ものに手を出して触るなどして


関係がつくられていきます。


❸“子どもと大人とものの関係(三項関係)”が育つ


それから、


親とものを同時に意識し、


共有できるが関係が育ってきます。


子どもが「あー」と言いながら、


お母さんにおもちゃを差し出す。


赤ちゃんとお母さんとの間で、


おもちゃを共有している状態です。


❤︎"伝えたい気持ち”を育てるスイッチ


“三項関係”が育ってくることで、


子どものコミュニケーションが広がります。


三項関係がうまく働いて、


ことばが育っていくには、


3つのスイッチが入ることが大切です。


❶子どもの心が動くと表現したくなるスイッチ


「楽しい」や「びっくり」など、


心が動く体験をすると、


思わず「アー!」「おぉ」と声を出すなど、


表現をしたくなります。


❷表現したらわかってくれる相手がいるスイッチ


子どもが「楽しかった」「びっくりした」と表現したときに、


親が「楽しかったね~」「びっくりしたね~」と言ってあげる。


子どもの体験したことを親が共有してあげることも、


子どもの伝えたい気持ちを高めます。


❸表現したら返してくれる、通じたスイッチ


子どもが声や体で表現すると、


親が「そうだね、〇〇だね」と返してあげる。


そんな応答的環境にいると、


子どもは自分の表現が通じたうれしさを味わい、


「また表現したい」と思うようになります。


❤︎まとめ。コミュニケーションを育てるスイッチ


❶子どもが心が動くと表現したくなるスイッチ


❷表現したらわかってくれる相手がいるスイッチ


❸表現が通じたスイッチ


3つのスイッチをオンにして、


うまく話すことより、


話したくなる気持ちを大切にすることが


本当のコミュニケーションを育てることにつながります。