学びスタジオ®︎のブログ

子育てや教育について思ったことを書きます。

"好き”を"得意"に、そして一流に


こんにちは、四谷大塚NETフォーラム塾上本町教室塾長・学びスタジオ®︎代表の奧川えつひろです。


ご訪問いただき、ありがとうございます。


今回は、得意と好きについて書きます。


❤︎"好き”と“得意”はどんな状態


“好き”とは、
ずっとやっていても飽きないこと、
自分の心が高まることです。


“得意”とは、
センスがあること、
それほど練習しなくてもできてしまうことです。


❤︎"好き”な分野と“得意”な分野が違う


"好き”な分野と“得意”な分野が違うことは、
よくあります。


❶“得意”であるため、“好き”になった


“得意”であると自己肯定感が上がり、
自分に自信がつくため、
“好き”になる可能性は高まります。


❷“得意”だけれども、“好き”にはならなかった


“得意”である場合、
比較的簡単でできるので、
すぐに満足するレベルに到達してしまい、
飽きてしまいます。


すると、
その“得意”分野では一定レベルで終わってしまいます。


もし満足せずにより高いゴールを設定すれば、
伸びていきます。


本人が“簡単にできてしまったこと”をどう捉えるかによります。


❸“好き”であるため、“得意”になった


“好き”であるからそれを継続します。


やがて、
その継続が力になって“得意”になっていく場合です。


❹“好き”だけれども、“得意”にはならなかった


やっている方法が正しくないか、
上達しなくても楽しければいいと思っている場合です。


❤︎"得意”よりも“好き”を優先する理由


"得意”よりも“好き”を優先べきだと思います。


その理由は、


❶好きなことは、続く


好きなことは、
人から言われなくても自然に行え、
没頭でき、
継続できる可能性が高いです。


すると、
継続が力なり、
やがて結果を出していく可能性がぐっと上がります。


❷好きなことをやっているときは、他者との比較をしない


好きなことを追求しているときは、
没頭しているため、
周囲は気にしませんから、
そもそも比較のしようがありません。


この2つは、
生きる上で、
大切なことです。


❤︎他人と比較するということは、非常に厄介


他人と比較をして、
自分が優っている場合は、
油断を生みます。


逆に、
劣っている場合は劣等感が膨らみ、
自己肯定感が下がり、
自分に限界を作るというさらに厄介なことが起こります。


他人との比較は意味がないことが多いです。


だから、
“好き”なことを追求していくと、
そのプロセスには比較が存在しにくいため、
周囲に惑わされずに、
いつの間にか"得意"に、
"得意"がさらに磨かれ、
そして一流になっていくことでしょう。


❤︎学びの中で、子どもが面白い“好き”というものを伸ばしてほしい


受験や成績で他人と比較されがちですが、
子どもたちが、
いろいろな科目を学び、
経験をして、
いろいろな知識や技能を身につけ、
まず、
これは面白い“好き”を見つけてほしいと思います。


そして、
“好き”を“得意”に“一流”に育てていってほしいと思います!


❤︎まとめ。"好き”を"得意"に、そして一流に


たくさんの体験や勉強をして、
本当の"好き"を見つけ、
"好き"なことは、
周りを気にすることなく、
つづけることができ、
やがて、"得意"になっていきます。
さらに、"得意"がみがかれ、
いつの間にか、"一流"になっています。

自律神経を整えて、体から心に栄養をあげよう


こんにちは、四谷大塚NETフォーラム塾上本町教室塾長・学びスタジオ®︎代表の奧川えつひろです。
ご訪問いただき、ありがとうございます。


今回は、自律神経について書きます。


❤︎子どものイライラの原因


朝スッキリ起きられない。
集中力がない。
イライラ、 グズグズする。
夜、 なかなか寝つけない……


これは、自律神経の乱れが原因 かもしれません。


❤︎子どもの自律神経の乱れチェック


❶立ちくらみめまいがする。
❷ずっと立っていると気分が悪くなる。
❸少し動くだけでも動悸や息切れを感じる。
❹朝、なかなか起きられず、午前中は元気がない。
❺顔色が青白い。
❻全身に倦怠感、だるさを感じる。
❼食欲がない。何を食べてもおいしくない。
❽緊張すると、トイレに行きたくなる。
❾しばしば頭痛や腹痛を訴える。
➓乗り物酔いをしやすい。


3つ以上当てはまる場合は、
自律神経の働きが弱っている可能性があります。


❤︎自律神経とは


自律神経は、
交感神経と副交感神経という
相反する働きをする2種類の神経がバランスをとりながら、
内臓の働きを調節したり、
幸せや愛情を感じる脳のホルモンの分泌に関わったりしているのが特徴です。


❤︎生活の乱れは、自律神経に影響する


ところが、
生活リズムが乱れたり、
過度なストレスを感じたりすると、
自律神経がうまく働かなくなります。


すると、
内臓の働きやホルモン分泌が乱れてしまい、
いろいろな不調が身体に現れます。


まだ、
うまく自分の体調を説明できない子どもだと、
なんとなく元気がなくなったり、
食欲が減退したり、
グズグズが増えたりする ことになります。


❤︎自律神経を整える習慣で強い自律神経を


自律神経が整う習慣を取りいれた生活を送れば、
ちょっとのことではびくともしない
強い自律神経を育てることができます。


❤︎自律神経にいい習慣


❶起床後、窓を開けて朝日を浴びる
❷起床後,まず白湯(沸かした水)を飲む
❸朝夜10〜15分の健康体操……


❤︎健康体操〜セルフコアチューニング


私の行なっている健康体操がおススメです。


セルフコアチューニングという体操で、
体を整える体操です。


❤︎健康体操の効果


❶自律神経を安定させる
❷血行を良くする
❸気力をアップさせる
❹消化を良くし、栄養の吸収力アップさせる
❺代謝を良くする
❻よい姿勢にする


子どもに、いい習慣で生活リズムを整え、頭・心・体をバランスよく育ててあげたいですね。


❤︎まとめ。自律神経を整えて、体から心に栄養をあげよう


子どものイライラは、
自律神経の乱れからおこります。
太陽を浴び
純粋な水を飲み
体を整える体操をする…
体から心に栄養をあげましょう。
自律神経が安定して、
子どものイライラが気力に変わります。

"共感"は優しさのある未来をつくる


こんにちは、四谷大塚NETフォーラム塾上本町教室塾長・学びスタジオ®︎代表の奧川えつひろです。
ご訪問いただき、ありがとうございます。


今回は、共感について書きます。


❤︎愛情は水のように上から下へ


"愛情は水のように上から下へ”とは、


親が子どもに何かをしてあげようとするときは、
上の子から順番にしてあげることです。


そうしていると、次第に
上の子は、下の子を「先にしてあげて」と言えるようになり、
下の子の心を汲めるようになっていく、自然と共感できるようになっていきます。


❤︎お兄ちゃん、お姉ちゃんでしょ


ところが、
「お兄ちゃんでしょ」
「お姉ちゃんでしょ、我慢しなさい」
と強制すると、


上の子は、下の子に対して思いやりの感情は生まれることはなく、
見せかけの共感を示すことになります。


❤︎見せかけの共感を本当の共感と思い込む


さらに怖いことは、
その見せかけの共感を
親から褒められると
その見せかけの共感を本当の共感と思い込んでしまいます。


そうなると、
共感の気持ちが育たなくなります。


❤︎"共感"は生来持っているもの


人はみな、
生まれつき共感する力を持っているといわれます。


しかし、
誰もが共感力を持って生まれてくるとはいえ、
幼少時の育てられ方で、
その力が弱まってしまうことがあります。


つまり、
共感を育てないと育たないということです。


❤︎子どもの共感力を育むには


本格的に共感を育て始めるなら、
まわりを意識するようになる 5歳から7歳が最適だといわれます。


子どもたちは5歳から7歳くらいを境に、
人と人との違いや共通点に気づき始めます。


また、
言語能力・情緒的な機能が向上し、
思考能力・学習能力・問題解決能力の発達が加速するのもこの年齢です。


❤︎子どもの心に共感の種を育てる方法


❶子どもの気持ちや他の人の気持ちを認め、受け入れる。


❷子どもの気持ちや他の人の気持ちについて、日常的に話し合う。


❸"私"を主語にして気持ちを話してもらう。


たとえば、
「私はうれしい(そのときの気持ちを表現)。
「なぜなら、お姉ちゃんが私に本を読んでくだから(その気持ちが生じた理由を説明)」
必要であれば、
「私も、妹に本を読んであげたい(その気持ちを受けて自分がしたいことを表現)」


❹「ごめんなさい」の正しい使いかたを教える。


子どもに、
「悪かった」と感じた理由を説明し、
自分の言動や行動の悪かった点について自覚を持ち、
相手に与えた影響について理解していることを表現するためです。


❺相手の気持ちを尋ねるのは大切だが、ボディランゲージや"空気の読み方"を子どもに教えると、共感をより深く育むことができる。


❤︎まとめ。"共感"は優しさのある未来をつくる


愛情は水のように上の子から下の子へ
上の子は、親から我慢を強いられずに優先されると
下の子を優先してあげようと思うようになっていきます。
本当の共感する気持ちが育っていきます。
"共感"は本当の優しさです。
あわてず、ゆっくりと育てていってあげてほしいと思います。